こども

悪ガキが自転車で二人乗りして警察官に補導。
そして、うちの備品を蹴る蹴る蹴る。

発見した私は、満面の笑みで子どもに近づいていった。
「あのね、これはそのためにあるわけではないのよ。みてわかるやろ？」
「知るか」って、一層激しく蹴りだす子ども。

いきなり知らない大人が怒り倒しても無意味なので。

まずは、スキンシップ。
抱きしめてその行為をとめるw　
抱きつこうとして、照れて逃げる子どもを、追い掛け回す。
追いかけっこをするの。

次に、褒める。
ふと備品を持ち上げようとした子どもを見逃さずに、「これ重いから無理だよ」ってゆう。そしたら、みんなチャレンジして、「みんなすごいね」。子どもは得意げになり、「俺は将来K-1でチャンピョンになる」っと言い出す。

そして、小学校の名前を聞く。
これって地元ネタにも発展するし、悪ガキにとってどこの小学校っていうのは重大なので、くいつきがいい。親密度がUP↑↑するし。くだらない話もたくさんする。

そこで、子どもの心に試す。
「いけないって言われたことをするのって、恥ずかしいし、かっこわるいよ」って。「俺、かっこいいし」ってゆう子も居て、かっこいいってのを気にする悪ガキには、効果覿面。

まぁ、だからって、すぐに蹴る行為が完全に消える訳もない。

でも、きっと私と子どもの出会いは無駄だではナイ。
そう思う。
これが、私の基本的な教育観。

まぁ、たいそうなことはできませんが。

でも、こんな小さな子に性教育をしっかりしなきゃいけないなって思った悲しい出会いだったなぁ。

これからの世界、私は諦めずに、立ち向かう。
未来は明るいよね？？